解決するべき沢山の課題

医療業界には、沢山の課題がある。
その一つとして、患者の待ち時間の短縮が大きな課題となっている。
受診時間の効率化が進めば患者の満足度を高めることができ、病院サービスレベルの向上につながることになる。受付や会計の機械化や診察結果の電子カルテでの入力、検査のネット予約などを行えば受診を効率化でき、待ち時間の短縮に役立つだろう。
また、患者のさまざまな相談に対応する医療コンシェルジュの採用などを進めていくことも必要だ。

国の医療費削減もこれからの課題だろう。
最近では定額制の包括支払い形式が普及してきている。包括支払い形式とは、主な手術や病気についての治療内容を標準化した診療計画(クリティカルパス)を使い在院日数の短縮することでだ。
しかし医療の質や病院の経営、国の医療費削減などの評価・分析はまだ進んでおらず、効果は未知数であると言える。

慢性的な医師不足も、長年の問題だ。
近年、患者に対して必要な医療であっても、訴訟や逮捕などのリスクを恐れて行わないこといわゆる「委縮医療」が多くみられる。リスクを避けたい若い医師が増えていることが、医師不足の原因の一因にもなっている。

医療と介護の連携も、高齢化社会に対応するためには今以上に必要だ。
医療と介護を細分化してスムーズな連携の在宅医療を充実させ、どこにいても適切な医療を受けられる社会を目指す必要がある。

医療技術は日進月歩で次々と新しい治療方法が生み出され、ますます高度化、専門化している。しかし、それに対して新しい課題が必ず出てくる。
課題ばかり増やさないよう、今の課題を早急に解決していく必要がある。